エッチングの時間変化

今回は、エッチングの時間変化などを記録します。

準備

98℃のポットのお湯750㏄を入れて捨ててを3回繰り返し、腐食液の温度を50℃にする。

腐食パターン

今回の実験では、以下のパターンを用意してみました。

  1. マジック
  2. フラックス
  3. 何も無し

経過時間ごとの処理

一回ごとに以下のように飽和重曹水溶液に漬けて、腐食液を中和。
その後、水洗いして写真撮影。
写真撮影終了後、腐食再開。

なお、実験にあたっては腐食中特にかきまぜたり、揺らしたりはしていません。

時間経過

時間 コメント・写真
開始時 左から、マジック、フラックス、何も無し。
マジックの耐性と、フラックスの耐性に期待。
1分経過 マジックとフラックスはあまり変化は見られない。
なしの腐食始まっている。
2分経過 マジックは薄い部分が見え始めた。
フラックスも腐食が開始している。
なしはだいぶ腐食が進んでいる。
3分経過 マジックの薄い部分がさらに見え始め、
腐食が始まっているように見える。
フラックスもだいぶ腐食し、半分くらいか?
なしの上部は腐食が完了している。残りもそろそろか。

4分経過 マジックの薄いところは不安なレベル。
フラックスも上部の腐食がだいぶ進んでいる。
なしはほとんど腐食していまい、右下が残る程度。
5分経過 マジックも左上の薄かった部分が腐食された。
フラックスはごく一部を残してほとんど腐食。
なしは全て腐食された。
裏から見るとマジックの耐性は強いようです。

6分経過 マジックも腐食がだんだんと進行。
フラックスはもう完了と言っていいでしょう。

7分経過
8分経過 |
9分経過
10分経過 ここで実験終了。

結果考察

マジックは、耐性があるものの、完全ではなく、長い時間は耐えられない。
フラックスは、無いよりましだが、ほとんど期待できない。

参考になれば。