温度ヒューズ
- 温度ヒューズの両側リード線と本体が充分に熱を受けられるように設計して下さい。(図1)
- 温度ヒューズのリード線をできるだけ長く熱を感知し易くして下さい。
- 温度ヒューズを巻線機器(モーター・トランス等)に使用する場合には、できる限り巻線の熱を感知できる場所に取り付けて下さい。
- LE/LE-Tタイプをご使用する場合には、温度ヒューズ本体に温度勾配が発生しないように設計、取り付けをして下さい。
熱源からの熱が本体金属ケースのリードカシメ側のみから伝わるような状態が長時間続くと温度ヒューズの寿命が短くなったり、動作異常の原因になることがありま す。
どうしても片側のリード線からしか熱を受けることが避けられない場合は、エポキシ樹脂側のリード線を熱源側に接続するようにして下さい。 - LE/LE-Tタイプは、本体の金属ケース部分に電流が流れます。
絶縁されておりませんのでご注意下さい。
また、エポキシ樹脂側のリード線が金属ケースに触れている場合、可動接点が動作しても回路が遮断できません。
エポキシ樹脂側のリード線を金属ケースに接触させない様にご注意下さい。