フラックスの自作
PCBを作成するにあたって、保護のためフラックスを使いたいが、簡単に行いたいため成分を調べてみた。
suzukikantarouさんによると、松脂成分は10重量%とのこと。
レシピは以下の通り。
成分 | 重量% | 役割 |
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松脂(ロジン) | 10% | 濡れ促進、酸化防止 |
クエン酸 | 1~5% | 酸化膜除去 |
グリセリン | 1~5% | 煙軽減、残存フラックスを割れにくくする |
イソプロピルアルコール (無水エタノールやアセトン代用可) |
残り全部 | 溶剤 |
どれくらいの濃度が必要かを調べてみると、千住金属工業株式会社さんで記載があった。
品番 | 固形分量 | 備考 |
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ES-1061SP-2 | 15% | ES-1061のブリッジ抑制、スルーホール上り向上タイプ |
ES-1077 | 7% | 低残渣タイプ |
ES-0307LS | 15% | 低銀系・Sn-Cu系合金用、濡れ性・つや消し性良好 |
MP-400 | 25% | ポイントはんだ付用 |
これからすると、プリフラックス用には5%もあれば十分なのではないかと。 蓋の開け閉めで溶剤も揮発すると思われるので、少し薄めの3~4%で十分かな。